「荷物も積めて、見た目もおしゃれ」と人気のスペーシアベース。でも実際に使ってみると、「思っていたのと違った」と後悔する人もいるのが現実です。
本記事では、購入前に知っておくべきスペーシアベースの欠点と、その裏側にある“満足ポイント”を徹底解説。ユーザーのリアルな口コミや使い方に基づき、「この車があなたに向いているのかどうか」を見極められる内容をお届けします。
- スペーシアベースを選ぶ上で知っておくべき4つの欠点
- 実際に購入したユーザーが満足しているポイント
- 利用スタイル別の適性と注意点(家族・アウトドア・通勤)
- N-VANやエブリイなどライバル車との違いと選び方
実際に感じたスペーシアベースの4つの欠点
スペーシアベースは見た目のおしゃれさや積載力が魅力の一台ですが、すべてのユーザーにとって満足できる車とは限りません。ここでは、実際に購入・使用した人たちが感じた代表的な「4つの欠点」を紹介します。購入を後悔しないためにも、しっかりとチェックしておきましょう。
大人が後部座席に乗ると狭い:家族での使用時の注意点
スペーシアベースの後部座席は、普段は畳んで荷室として活用することを想定して作られているため、スペースや快適性は最小限に抑えられています。特に大人が座ると足元や背もたれの角度に圧迫感があり、長時間の移動には不向きです。
チャイルドシートを設置することは可能ですが、子どもが成長した後や大人が乗る機会がある家庭では、実用性に物足りなさを感じる可能性があります。家族での使用を考えている場合は、この点を事前に確認しておくと安心です。
内装の素材や質感が安っぽい:価格とのバランスを考える
内装にはコストカットが見られ、全体的にプラスチック感が強く、高級感を求める人にはややチープに映るかもしれません。とくにドアパネルやダッシュボード周辺の素材は、見た目や触り心地で価格なりという印象を受けることがあります。
ただし、このシンプルさを「汚れても気にしないで済む」「仕事やアウトドアで気兼ねなく使える」とポジティブに捉えるユーザーもおり、ライフスタイルによって評価は分かれるポイントです。
実燃費はカタログ値より劣る?燃費性能の実態
カタログではWLTCモードで21.2km/Lとされていますが、実際の街乗りでは15〜18km/L前後という声が多く、高速道路でも20km/Lを切ることがあります。加えて、荷物を積んでの走行やエアコン使用時には燃費がさらに悪化する傾向があります。
とはいえ、軽商用車というカテゴリ全体で見れば大きく劣るわけではなく、「カタログ燃費通り」と期待しすぎないことがポイントです。
加速性能の不足:高速道路での合流時の課題
スペーシアベースは自然吸気エンジン(NA)のみの設定で、ターボモデルが存在しません。そのため、加速力にやや物足りなさを感じるシーンがあります。特に坂道や高速道路への合流、フル乗車や荷物を積んだ状態では、踏み込んでもスピードが伸びにくく感じるという意見が多数です。
街乗りでは問題ないものの、長距離運転や荷物を積んでの移動が多い方にとっては、少しストレスに感じるかもしれません。
スペーシアベースは本当に買うべき?欠点を踏まえた評価と検討ポイント
スペーシアベースには確かに気になる点がいくつか存在します。しかし、重要なのは「その欠点が自分の使い方にどの程度影響するのか」という視点で判断することです。ここでは、ユーザーの声や使用シーンをもとに、スペーシアベースを“選ぶ価値があるか”を見極めるためのポイントを整理していきます。
欠点を受け入れても選ばれる理由はあるのか?
多くのユーザーが指摘する「加速性能の弱さ」や「後部座席の狭さ」は、確かに場面によってはデメリットになります。しかし、それらの弱点を補って余りある魅力も、スペーシアベースには備わっています。
例えば、マルチボードによる荷室アレンジの自由度は、アウトドアやDIY、配送など多用途に使いたい人にとって非常に重宝されるポイントです。また、商用車でありながら乗用車並みの静粛性や装備があることで、日常使いの快適性も確保されています。
つまり、「加速性能を求めない使い方」「後席をあまり使わない生活スタイル」であれば、欠点よりもメリットが際立つ車種だと言えるのです。
どんな人にとっては「欠点」が気にならないのか?
実際にスペーシアベースを高評価しているユーザーの多くは、次のようなライフスタイルを送っています。
- 一人暮らしや夫婦2人暮らしで後席をほとんど使わない人
- アウトドアや趣味道具を積みたいが、普段は街乗りが中心の人
- 通勤や仕事で荷物を載せるが、毎日長距離を走るわけではない人
このように、スペーシアベースの欠点は「全ての人にとっての致命的な問題」ではありません。用途と期待値のバランスが合えば、むしろ“ちょうど良い”選択肢になることもあります。
次のセクションでは、実際にスペーシアベースを選んで良かったと感じているユーザーの声や、満足されているポイントをご紹介します。
ユーザーが満足しているメリットとその理由
スペーシアベースには確かに欠点もありますが、それを上回る満足感を得ているユーザーが多数存在します。ここでは、実際の口コミをもとに、どんな属性の人がどのような使い方でメリットを感じているのかを、具体的に紹介します。
荷室のアレンジ性と多用途な使い勝手
🚐【30代男性/フリーランス・キャンプ愛好家】

「マルチボードがあるおかげで、テント・チェア・調理道具を上下に分けて積めるので、荷物の出し入れがとても楽です。キャンプ場に着いてからの設営がスムーズになりました。」
スペーシアベースの荷室は、マルチボードを活用することで用途に応じたレイアウトが可能です。配送やアウトドア、工具運搬などの実用的な使い方はもちろん、車中泊にも柔軟に対応します。とくに「二段収納」や「フルフラットモード」が便利で、「趣味と仕事の両立ができる車」として評価されています。
🚐【40代主婦/パート・趣味でハンドメイド出展】

「ハンドメイドの什器や商品をイベントに持っていくのに使っています。段差がないので積みやすく、女性一人でもスムーズに積載できます。」
このように、収納の工夫が効きやすく、日常と趣味が両立する軽バンとして高く評価されています。
軽バンとは思えない快適性と静粛性
🚙【50代男性/会社員・平日通勤+週末レジャー用に使用】

「正直、軽バンってガタガタしてうるさいイメージだったけど、スペーシアベースは静かで振動も少なくて驚いた。平日は通勤に、週末は趣味の釣りに使ってるけど、どっちも快適にこなせてる。」
スペーシアベースは、乗用車「スペーシア」をベースに設計されているため、商用車の中でも乗り心地や静粛性に優れています。遮音材がしっかり入っており、日常的に長く乗る人ほどその違いを感じやすいようです。
🚙【20代女性/都内在住・セカンドカーとして利用】

「毎日の買い物や保育園の送迎で使ってるけど、子どもを乗せてる時も揺れが少なくて安心。エアコンの効きも良いし、音が静かで車内で音楽も楽しめる。」
通勤・買い物・送迎といった日常使いにおいても、快適性の高さは高く評価されており、軽バンのイメージを覆す一因になっています。
デザインとカスタマイズ性の高さ
🎨【30代男性/デザイナー・無印良品好き】

「シンプルで角ばった形がまさに“余白”って感じで、DIY欲が湧く。内装に棚を付けたり、キャンプ仕様にカスタムして自分だけの車に仕上げていくのが楽しい。」
スペーシアベースの無骨でシンプルな外観は、むしろカスタム派からの支持を集めています。車体カラーもベージュやカーキなどナチュラルな色合いが多く、自分好みにアレンジしたい人にとって「最高のキャンバス」として機能しています。
🎨【40代夫婦/地方在住・週末ドライブ派】

「夫婦で休みの日に温泉やドライブに行くんだけど、ちょっとレトロでかわいい感じがすごく気に入ってます。見た目で選んだけど、意外と中身もしっかりしてるから満足度高いです。」
見た目重視で選んだ人も、結果的に機能性に満足するケースが多く、“見て楽しい・使って楽しい”という一台として支持されています。
スペーシアベースってどんな車?購入前に知っておきたい基礎知識
スペーシアベースは、スズキが手がける軽自動車「スペーシア」シリーズの中でも、特に“積む・使う・遊ぶ”をテーマに設計された軽バンモデルです。実用性とデザイン性を両立させた独自のポジションで、近年じわじわと注目を集めています。このセクションでは、スペーシアベースの基本スペックと主な特徴、そしてどんな人に人気なのかを整理します。
スペーシアベースの基本スペックと特徴
スペーシアベースは、「スペーシア(乗用モデル)」のプラットフォームをベースにした、いわば“乗用車寄りの軽商用車”です。具体的な主要スペックは以下の通りです(※グレードにより異なります)。
項目 | 数値・仕様 |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,785mm |
エンジン | 660cc NA(自然吸気)エンジン |
駆動方式 | 2WD/4WD |
燃費(WLTC) | 約21.2km/L |
最大積載量 | 200kg |
リアシート | フラット収納可能(マルチボード対応) |
乗用スペーシアと比べて大きな違いは、後席が完全にフラットになる設計や、カーゴスペースを効率的に使えるマルチボード機能など、積載性・機能性に特化している点です。スライドドアを採用し、低床設計によって荷物の積み降ろしもスムーズに行えるのも魅力です。
また、燃費や価格のバランスもよく、商用・趣味用・セカンドカーとしての汎用性が高い点が、多くのユーザーに評価されています。
どんな人に注目されているのか?利用シーンの傾向
スペーシアベースを購入・検討している人には、いくつか共通したライフスタイルの傾向があります。以下に代表的なタイプと、想定される使用シーンを挙げます。
① アウトドア・レジャー好きの単身者〜夫婦層
- 車中泊や釣り、キャンプを楽しむ人に人気
- 荷物が多くても収納アレンジがしやすく、後席を倒せばフルフラットに
- カスタムベースとしても優秀
② 子育て世帯のセカンドカー需要
- 平日は保育園や買い物で使い、週末はレジャーやDIY用にも活用
- スライドドアで乗り降りしやすく、荷物の積み下ろしも楽
③ 地方在住の新社会人・高齢者
- 通勤や買い物など日常使いでの利便性を重視
- コンパクトで取り回しやすく、駐車も簡単
- 軽自動車らしい経済性で維持費も抑えられる
このように、スペーシアベースは「軽バンの積載力」と「乗用車の快適性・デザイン性」を両立させたい人に選ばれています。購入前には、自分の生活スタイルに合うかどうかを、この利用傾向と照らし合わせて判断するのがおすすめです。
「少しでもお得に手に入れたい」「状態の良い個体を探したい」という方には、中古車からの検討もおすすめです。
ライフスタイル別に見るスペーシアベースの適性
スペーシアベースは「商用車」と「趣味車」の中間のような立ち位置で、多様なライフスタイルに対応できるのが強みです。しかし、全ての使い方にベストマッチするわけではありません。ここでは、実際のユーザーの使用例をもとに、代表的な3つのライフスタイル別にその“向き・不向き”を解説します。
アウトドア・車中泊ユーザーにとっての利点と注意点
スペーシアベースは、アウトドアや車中泊との相性が非常に良く、多くのキャンプ愛好家や釣り好きに選ばれています。特に後席を畳んで荷室をフラットにできる構造と、マルチボードによる空間アレンジの自由度は、収納・就寝の両面で高い実用性を発揮します。
🚐【使用例】
「キャンプ場までの長距離移動も快適で、荷物は2段に分けて積める。車中泊も段差がないから寝やすい」(30代男性/キャンプ歴5年)
一方で、注意したいのはエンジン性能と断熱性です。ターボ設定がなく、登坂や高速道路ではやや非力。また、車内断熱が完璧ではないため、真冬の車中泊には一工夫が必要です。これらの点を把握した上で使い方を工夫できる人には非常に向いています。
子育て世帯が感じる使い勝手と安全性のポイント
子育て中の家庭にとって、車選びは「安全性」「使いやすさ」「コスパ」のバランスが重要です。スペーシアベースはこの点で、セカンドカーとして非常に有力な選択肢です。スライドドアによる乗り降りのしやすさ、フラットな荷室によるベビーカーの積みやすさが好評です。
🚗【使用例】
「保育園の送迎や買い物メインですが、荷室にベビーカーを置いても余裕。子どもを乗せるのもスムーズです」(40代女性/2児の母)
ただし、後部座席の狭さには注意が必要です。チャイルドシートは設置できますが、大きくなった子どもや大人が頻繁に後席に座るなら、快適性に欠けることも。また、衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備は最低限の機能が中心なので、先進安全技術に期待するなら上級モデルの検討も必要です。
一人暮らし・通勤利用での利便性と不満点
一人暮らしや新社会人が通勤や買い物を目的に車を探すとき、維持費の安さと取り回しの良さは重要なポイントです。その点でスペーシアベースは非常に優れており、軽自動車ならではのサイズ感で狭い道や駐車場でもストレスなく運転できます。
🛵【使用例】
「片道30分の通勤で使ってるけど、静かで疲れにくい。荷物もよく載るし、休みの日にホームセンターに行くのも便利」(20代男性/地方勤務)
不満点としては、価格のわりに装備がシンプルなこと。運転席のアームレストが無かったり、後方視界にやや死角があったりと、細かな使い勝手において「あと一歩」と感じる声もあります。ただ、移動+荷物運搬を両立させたい層には、十分な満足感が得られる車種です。
スペーシアベースとライバル車の比較
スペーシアベースが気になる人の多くは、同じような価格帯・サイズ感で比較されるライバル車種も検討しているのではないでしょうか。このセクションでは、スペーシアベースとよく比較される3つの軽バン「ホンダ N-VAN」「ダイハツ ハイゼットカーゴ」「スズキ エブリイ」との違いをわかりやすく整理します。
ホンダN-VAN・ハイゼットカーゴ・エブリイとの違い
※各車種ともグレード・駆動方式によって価格と装備が異なります。
各車種の特徴と用途別おすすめポイント
【スペーシアベース】日常+趣味で活用したい人に最適
- 「乗り心地も重視したい」
- 「仕事にも、遊びにも使いたい」
- 「他と違うデザインがいい」
→ そんな方におすすめの1台。軽バンの中でも“ライフスタイル重視”なポジションです。
【N-VAN】車中泊・アウトドア特化&運転を楽しみたい人向け
- 後部座席がなく、助手席まで倒せる設計
- 6速MT設定ありで「走る楽しさ」も味わえる
- 荷物がとにかく多い人、車内を自由に使いたい人に◎
【ハイゼットカーゴ】商用メインでコスパ重視の方向け
- 業務用途としての信頼感は抜群
- シンプル構造で長く使えて維持費も安い
- 仕事用や配送メインで選ぶなら最有力候補
【エブリイ】積載力+走行性能を求める人に
- キャブオーバー型のため、前輪より前に運転席があり視点が高め
- 積載量とコスパのバランスが良く、カスタム派にも人気
- 運転スタイルにこだわるユーザーに一定の支持あり
「どれが優れている」というよりは、「何に重点を置くか」でベストな選択肢は変わります。スペーシアベースは、“中間的な立ち位置”にあるからこそ、「ちょっと遊びたい」「ちょっと運びたい」「だけど快適さもほしい」という“ちょうどいい1台”を探している人にとって魅力的な選択肢です。
中古車購入時の注意点とリセールバリュー
スペーシアベースは新車価格が比較的リーズナブルとはいえ、「少しでも安く抑えたい」「コスパを優先したい」という理由で中古車から検討する方も多いでしょう。ただし、中古車には価格以外にも見るべきポイントがいくつかあります。このセクションでは、中古購入時の注意点と、将来的なリセールバリュー(売却時の価値)について解説します。
中古市場の相場と人気グレード
スペーシアベースの中古車はまだ流通量が多くないものの、2022年のデビュー以降、少しずつ市場に出回るようになってきました。中古相場は年式や走行距離によって大きく異なりますが、2023年式・走行距離1万km以内の個体であれば約130万円〜150万円前後が目安です(※2024年4月時点)。
人気が高いのは、装備が充実している「XF」グレードです。キーレスプッシュスタートや両側スライドドア、マルチボードが標準装備されているため、中古でも需要が高く、価格が落ちにくい傾向があります。一方、装備の少ない「GF」グレードは安く買える反面、再販時の価格はやや低めになりがちです。
- 年式が新しいほど価格は安定して高値
- XFグレードの方がリセールも期待できる
- 「キャンプ使用」などで改造がある車は好みが分かれるので注意
長く乗るために気をつけたいポイント
中古車を選ぶ際にチェックすべきポイントは、スペーシアベース特有の使われ方を意識することです。仕事・アウトドア・DIYなど多用途に使われている可能性があるため、外観や床の擦れ、荷室のへこみなど、“使い込まれた形跡”を念入りに確認しましょう。
また、マルチボードのパーツが揃っているかどうかも重要です。中古車の場合、パーツの一部が欠損していることもあるため、付属品リストの確認を忘れずに。さらに、車中泊やDIY改造歴がある個体は、見えない部分に手が加えられていることもあるため、購入時は販売店に整備履歴などをしっかり確認しておくと安心です。
- 荷室フロアやシートの状態に擦れ・凹みはないか
- 純正マルチボードや収納パーツが揃っているか
- 改造履歴の有無と内容(特に電装系・断熱材追加など)
- 前オーナーの使用目的(業務orレジャーor通勤)
こうした点を抑えておけば、「価格は安かったけど、使いづらい」「修理費がかさんだ」といったトラブルを防ぐことができます。
スペーシアベースはどんな人に向いている?後悔しない選び方
車選びで最も大切なのは、自分のライフスタイルや用途に合っているかどうかです。スペーシアベースは非常にユニークな軽バンですが、その特性ゆえに「向いていない人」「向いている人」がはっきり分かれます。このセクションでは、購入後に後悔しないための判断基準を明確にしていきます。
購入をおすすめしないケース
まず、以下のようなニーズを持つ方は、スペーシアベースよりも他の車種を検討した方が満足度が高くなる可能性があります。
🚫 車に「乗り心地の上質さ」や「上級装備」を求める人
- スペーシアベースは基本的に商用グレードベースであり、上質な内装や静粛性はあくまで“軽バンとしては高い”というレベルです。高級ミニバンのような装備を期待する人には物足りなさが残ります。
🚫 家族4人で日常的に使いたい人
- 後部座席は簡易的で、長距離移動には不向き。チャイルドシートは装着できますが、大人2人が乗るにはやや狭く、快適性を優先するならミニバンやワゴンタイプの方が適しています。
🚫 高速道路や坂道をよく走る人
- ターボ設定がなく、加速性能に不満を感じやすいという声が多いです。とくに荷物や乗員が多い場面では非力さを感じやすいため、走行性能を重視する方にはN-VANやターボ車のあるモデルが候補になります。
購入を後押しするユーザーの共通点
一方で、スペーシアベースを「買ってよかった」と高く評価しているユーザーには、次のような共通点があります。
✅ 荷室重視+車中泊や趣味にも活用したい人
- フルフラット可能な広い荷室とマルチボードによる収納力で、キャンプ・釣り・DIYなどの用途に最適です。仕事と趣味を1台で両立したい人にぴったりです。
✅ 日常使い+ちょっとした遊び心を求める人
- 普段は通勤や買い物、休日はアウトドアなど、多用途で気軽に使える車を探している人には絶妙なバランスの1台です。維持費も抑えられるため、セカンドカーにも適しています。
✅ 他の人と被らない、個性的な軽バンが欲しい人
- レトロで無骨なデザインに惹かれるユーザーは多く、「人と違う車に乗りたい」というニーズに応える外観・カスタム性も魅力です。
「全てに万能」ではないからこそ、スペーシアベースは使う人によって真価が大きく変わる車です。用途が明確で、自分の生活スタイルにハマるなら、これほど“ちょうどいい”1台は他にありません。
「初期費用を抑えて乗り始めたい」「税金や車検もコミコミがいい」という方には、カーリースという選択肢もあります。
スペーシアベースの欠点まとめ
スペーシアベースは、使い方次第で大きな魅力を発揮する軽バンです。欠点を正しく理解し、自分の生活に合うかを見極めることで、後悔しない選択ができます。
- 加速力や後部座席の狭さなどに注意が必要
- 荷室アレンジや車中泊用途では高評価
- 通勤・趣味用のセカンドカーとして人気
- 内装や静粛性は“軽バンとしては快適”なレベル
- 自分の用途とライフスタイルに合えば「ちょうどいい1台」
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