中古車の走行距離の目安とは?参考にしたい価格との関係性も解説

中古車の走行距離の目安とは?参考にしたい価格との関係性も解説 中古車

家族の送り迎えや通勤、日常の買い物に便利な中古車を探す中で、走行距離に悩んでいませんか?

「走行距離が短ければ安心」と思われがちですが、じつはそれだけでは判断できない落とし穴もあります。中古車の走行距離の目安を知ることで、無駄なく失敗のない賢い選び方が見えてきます。

この記事でわかる事
  • 中古車の走行距離の目安
  • 走行距離別の中古車の特徴
  • 走行距離と価格の関係性
  • 走行距離と購入時の注意点
この記事を書いた人
まりこ

・父親が自動車整備工場を経営
・大学卒業後、中古車販売店で10年勤務
・中古自動車査定士の資格を取得
・現在は父の自動車整備工場を夫が継いでともに経営

詳しくはプロフィールをご覧ください。

まりこをフォローする

ランキングに参加しています!クリックにて応援お願いします!

人気ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ

中古車の走行距離の目安とは?

中古車を選ぶとき、多くの人が気にするのが「走行距離」です。購入後のトラブルを避けるためにも、年式とのバランスや使われ方、整備の履歴などを総合的に見ることが大切です。以下では、走行距離の目安や注意点をわかりやすく紹介します。

年間1万kmが平均的な走行距離の目安

中古車の購入を検討する際、「年間1万kmの走行」がひとつの基準になります。なぜなら、一般的な使い方では1年間に約1万kmを走るのが平均とされているからです。

たとえば、5年落ちの中古車で走行距離が5万km前後であれば、適切な距離を走ってきたと判断できます。逆に、年数のわりに距離が極端に少ない場合は長期間動かしていなかった可能性があり、注意が必要です。

走行距離が平均に近い車は、使用状況が想定しやすく、コンディションの予測もしやすいため、購入後の安心感にもつながります。

年式と距離のバランスを見るのが大事

中古車選びでは、年式と走行距離のバランスをチェックすることが重要です。たとえば5年落ちの車であれば、走行距離が5万km前後だと自然な使用状態と判断できます。

逆に、同じ5年落ちでも2万kmしか走っていない場合は、長期間動かさず保管されていた可能性もあり、エンジンやバッテリーの状態に注意が必要です。

年式が新しくても距離が多すぎる、または古くても距離が少なすぎる場合には、使い方やメンテナンス履歴をしっかり確認することが安心して購入するためのポイントになります。

低走行でもメンテナンス歴は要チェック

走行距離が少ない中古車でも、必ずメンテナンスの記録を確認することが大切です。というのも、低走行だからといって機械の状態が良好とは限らず、オイル交換やバッテリー点検などの定期的な整備が行われていない場合、内部の劣化が進んでいる可能性があります。

たとえば3万km以下の車でも、5年以上整備されていなければ注意が必要です。整備記録簿がしっかり残っている車は、過去の管理状況が見えるため、安心して購入しやすくなります。

距離だけにとらわれず、記録の有無も比較材料に加えることをおすすめします。

走行距離よりも使われ方もポイント

中古車を選ぶ際には、走行距離だけでなく「どんな使われ方をしていたか」も確認することが重要です。

たとえば、10万km以上走っている車でも、高速道路を中心に長距離を走っていた車は、エンジンへの負担が少なく状態が良好なことが多いです。逆に、走行距離が少なくても、短距離の買い物利用が多かった車はエンジンの暖機不足により内部が傷んでいる可能性があります。

数字だけで判断するのではなく、前オーナーの使用状況や運転環境を確認することで、コスパと安全性のバランスが取れた一台に出会える確率が高まります。

走行距離が多くても長距離なら安心なこともある

中古車の走行距離が多い場合でも、必ずしも状態が悪いとは限りません

特に高速道路を使った長距離移動が中心だった車は、エンジンやブレーキへの負担が少なく、部品の消耗も比較的穏やかな傾向にあります。たとえば10万km以上走っていても、通勤や営業などで高速移動が多かった車は、アイドリングやストップ&ゴーの少ない運転環境により内部の劣化が抑えられていることが多いです。

走行距離だけで判断せず、どう使われていたかを販売店に確認することで、コスパの良い一台を見つけやすくなります。

走行距離別中古車の状態の特徴

中古車の状態を見極めるうえで、走行距離は大きなヒントになります。距離ごとに見られる特徴を知っておくと、購入後の不安を減らすことができます。

走行距離3万km前後は状態がとても良い

中古車の中でも、走行距離が約3万kmの車は全体的に状態が良好なものが多く、初めて車を買う人にもおすすめです。

なぜなら、エンジンや足回りなどの主要部分にまだ大きな劣化が出ておらず、多くのパーツが新品に近い状態であることが多いためです。

一般的に3万kmは新車購入から3年程度の使用にあたるため、車検や定期点検もきちんと実施されている可能性が高いです。安心感がありながら価格も新車より抑えられるため、コスパ重視の人には最適な選択肢といえます。

走行距離5万km前後は使用感が出てくる

中古車の走行距離が5万km前後になると、車全体に使用感が現れ始めます。具体的には、シートやハンドルの擦れ、小キズやヘッドライトのくすみなどが見られることがあり、消耗部品にも軽い劣化が出始めます。

ただし、エンジンや足回りの性能に大きな問題が出る距離ではなく、しっかりと整備されていればまだまだ安心して乗れる状態です。5万km付近は価格と性能のバランスが良いため、コスパ重視で購入を考える方には、メンテナンス履歴を確認したうえで選ぶのがおすすめです。

走行距離7万km前後は消耗部品の交換が必要

中古車の走行距離が7万km前後になると、ブレーキパッドやタイミングベルト、バッテリーなどの消耗部品に交換の時期が訪れることが多くなります。これは、一般的な使用環境下で7万kmを超えるとパーツの劣化が進みやすくなるためです。

たとえば、ブレーキパッドは3〜5万kmで交換が推奨されており、7万kmではすでに2回目の交換が視野に入る時期です。

購入前には、どの部品がいつ交換されたかを整備記録で確認し、必要な交換が済んでいるかどうかをチェックすることで、余計な修理費を避けることができます。

走行距離10万km前後は大きな整備が必要な時期

中古車の走行距離が10万kmに近づくと、エンジン内部の部品や足回り、排気系などに本格的な整備や部品交換が必要になるケースが増えてきます。

たとえば、タイミングベルトの交換は10万kmが目安とされており、これを怠るとエンジンが大きく損傷するリスクもあります。また、ラジエーターやショックアブソーバーなども劣化が進みやすいタイミングです。

10万km前後の中古車を選ぶ際は、過去の整備記録を確認し、必要な部品交換が済んでいるかをチェックすることが、安心・安全に乗るための重要なポイントになります。

走行距離が少なくても放置車両は注意が必要

走行距離が少ない中古車でも、長期間動かされずに保管されていた車両には注意が必要です。

なぜなら、エンジン内部やバッテリー、ブレーキ周辺の部品は、動かさない期間が長いとサビや劣化が進みやすくなるからです。たとえば、年式が古くて2万kmしか走っていない車は、一見お得に見えても、実際には何年も動いていなかった可能性があります。

購入前には「どのくらいの頻度で使用されていたか」や「車検や整備の履歴が残っているか」を確認し、見た目の走行距離だけで判断しないことが安心な買い物につながります。

走行距離が変わると価格はどう変わる?

中古車は走行距離によって価格に大きな差が出ます。距離が短いほど高値になりやすく、長いほど値下がりの傾向があります。その違いを具体的に解説します。

走行距離が少ないほど価格が高くなる傾向

中古車は一般的に、走行距離が少ないほど価格が高くなる傾向があります。なぜなら、距離が短い車は部品の摩耗や故障リスクが低く、長く安心して乗れる可能性が高いためです。

たとえば同じ年式・同じ車種でも、走行距離が2万kmの車と8万kmの車では、価格差が10万円以上になることも珍しくありません。ただし、価格が高いからといって必ずしもお得とは限らず、保管状態や整備履歴も確認することが重要です。数字だけで判断せず、総合的な価値を見極めることが後悔しない購入につながります。

走行距離5万kmを超えると値段が下がりやすい

中古車は走行距離が5万kmを超えると、相場的に価格が下がりやすくなる傾向があります。なぜなら、5万kmを超えるとブレーキやタイヤなどの消耗部品に劣化が見られやすく、今後のメンテナンス費用がかかると考えられるためです。たとえば、同じ年式であっても、走行距離が4万kmの車と6万kmの車では、価格に数万円から10万円以上の差が出ることもあります。

ただし、きちんと整備されていれば5万km超の車も十分選択肢になります。価格だけでなく、整備履歴も合わせてチェックすることが賢い選び方です。

10万kmを超えると大幅な値下がりが目立つ

中古車は走行距離が10万kmを超えると、相場価格が一気に下がる傾向があります。なぜなら10万kmはひとつの区切りとされており、多くの人が「寿命に近い」と感じるためです。

実際には適切に整備されていれば10万kmを超えても走行に問題ない車も多く存在しますが、心理的なハードルにより需要が落ち、結果として価格が下がりやすくなります。

たとえば同じ車種で8万kmと12万kmでは、20〜30万円近くの差がつくこともあります。購入後の整備を視野に入れれば、10万km超の車はコスパ重視の人にとって狙い目とも言えます。

同じ年式でも距離が違えば価格に差が出る

同じ年式の中古車であっても、走行距離によって販売価格には大きな差が出ることがあります。なぜなら、走行距離が少ないほど車の劣化が少ないと判断され、再販価値も高まるからです。

たとえば、年式が同じであっても、3万kmの車と8万kmの車では10〜30万円ほど価格差がつくことも珍しくありません。特にネットで中古車を比較する際には、年式だけでなく走行距離にも注目することで、より納得のいく購入判断ができます。

価格の安さだけで選ばず、距離と年式のバランスをしっかり見極めることが大切です。

人気車種は走行距離が多くても価格が安定

走行距離が多くても価格があまり下がらない車があります。その代表例が人気車種です。なぜなら、需要が高いため中古市場でも価値が保たれやすいからです。

たとえば、トヨタのプリウスや日産セレナなどは、10万kmを超えていても状態が良ければ安定した価格で取引されています。

購入後の売却時にも高値が付きやすいため、コストパフォーマンス重視の方にはおすすめです。ネットで比較する際は、走行距離と同時に人気度や再販価値にも注目すると失敗しにくくなります。

走行距離が少ない中古車のチェックポイント

走行距離が短い中古車は一見お得に見えますが、見逃しがちなリスクも存在します。ここでは低走行車ならではの注意点を具体的に解説していきます。

走行距離が短くても長期間動かしていない可能性

走行距離が少ない中古車でも、長期間動かされていない車両は注意が必要です。なぜなら、エンジン内部のオイルやガソリンの劣化、バッテリーの放電、ゴム部品のひび割れなど、機械が使われないことで起こる劣化が進んでいる可能性があるからです。

特に1年以上動かしていない車両は、見た目がきれいでも不具合が隠れている場合があります。購入前には、整備履歴や車検時期を必ず確認することをおすすめします。

短距離移動ばかりだとエンジンに負担がかかる

中古車の走行距離が少なくても、短距離移動が多い車はエンジンに負担が蓄積している可能性があります。

なぜなら、エンジンは始動直後の温まりきっていない状態が一番ダメージを受けやすく、頻繁に短い距離でエンジンを切る使い方は劣化を早めるからです。特に1回の走行距離が5km以下の使い方が多い車は注意が必要です。購入時には「どんな使い方をされていたか」も販売店に確認しておくと安心です。

オイル交換など定期点検がされていない場合がある

中古車の走行距離が短くても、オイル交換などの定期点検がされていなければ安心とはいえません。なぜならエンジンオイルの劣化は走行距離だけでなく「時間の経過」でも進むため、交換されていない車は内部に汚れやサビが蓄積している可能性があるからです。

目安としては半年または5,000kmごとのオイル交換が理想とされています。購入前に点検記録や整備履歴を確認することが大切です。

タイヤやゴム部品が劣化していることがある

走行距離が短くても、タイヤやゴム部品が劣化しているケースは少なくありません。

特に5年以上経過した車では、ひび割れや硬化が進んでいることがあり、安全性に直結する重要なポイントです。たとえば、タイヤの製造年は側面の「4桁の数字」で確認できます。

見た目が良くても経年劣化があるため、購入前には必ず点検し、必要に応じて交換費用も見込んでおくことが大切です。

メーター戻しなど不正がないかの確認が必要

中古車選びでは、メーター戻しなどの不正がないかを確認することがとても重要です。なぜなら、実際の走行距離より少なく表示されていれば、整備のタイミングを見誤り、思わぬトラブルを招く可能性があるからです。

たとえば、10万km走った車が「5万km」と表示されていれば価格も高くなり、整備履歴も合わなくなります。点検記録や車検証を照らし合わせ、違和感があれば購入は慎重に検討することをおすすめします。

走行距離が多い中古車のチェックポイント

走行距離が多い中古車は価格が魅力的に感じますが、見落としがちなリスクも存在します。購入前には車の状態や整備歴などをしっかり確認することが大切です。以下の項目で注意点を詳しく解説します。

エンジンやミッションの状態を確認する

走行距離が多い中古車を選ぶ場合、エンジンやミッションの状態をしっかり確認することが大切です。なぜなら、これらの主要部品は10万kmを超える頃からトラブルが発生しやすくなるためです。

具体的には、エンジンの異音やオイル漏れ、ミッションの変速の違和感などが要注意ポイントです。プロの整備士による点検を依頼するか、試乗して状態を自分の目で確かめるのがおすすめです。

見た目の綺麗さだけで判断せず、内部のコンディションを重視することで、後々の修理費を大きく減らせる可能性があります。

足回りの部品が摩耗していないかチェックする

中古車の購入時には、足回りの部品が摩耗していないかを確認することが非常に重要です。なぜなら、走行距離が増えると、サスペンションやブレーキ、ブッシュ類などの足回り部品に負担がかかり、劣化が進むからです。

とくに7万kmを超えた車では、ショックアブソーバーのへたりやタイロッドエンドのガタつきが出やすくなります。試乗中の異音や振動、整備記録のチェックにより状態を判断できます。

足回りの不具合は走行性能だけでなく安全性にも直結するため、購入前にしっかりと確認しておくことが大切です。

消耗部品の交換履歴を確認する

中古車を選ぶ際は、消耗部品の交換履歴を必ず確認することが重要です。なぜなら、ブレーキパッドやバッテリー、タイミングベルトなどの部品は、一定の走行距離や年数で交換が必要だからです。

たとえばタイミングベルトは10万km前後が交換の目安とされており、未交換の場合は高額な修理リスクがあります。

交換歴が記録されていれば、車がしっかりメンテナンスされてきた証拠になります。整備手帳や点検記録簿を確認し、安心して乗れる車かどうかを判断しましょう。

価格が安すぎる車は理由を確認する

あまりにも価格が安い中古車は、安さの裏に理由がある可能性が高いため注意が必要です。たとえば修復歴があったり、エンジンや電装系に不具合を抱えていたりするケースもあります。

市場相場と比べて数十万円も安い車は、車両本体の状態や整備歴、保証の有無などを細かくチェックしましょう。購入後に高額な修理費用が発生すると、結果的にコスパが悪くなります

価格だけで飛びつかず、安さの根拠を確認することが大切です。

過去の整備記録がしっかり残っているか見る

中古車の購入では、過去の整備記録が残っているかどうかが重要な判断材料になります。理由は、記録があればどのようなメンテナンスがいつ実施されたかを確認できるため、車の状態をより正確に把握できるからです。

たとえば、走行距離が10万km近い車でも、定期的にオイルやベルト類の交換がされていれば安心して乗り続けることができます。点検記録簿や整備明細があれば信頼度は高まり、将来の修理リスクも減らせます。

ネットの検索Q&A

中古車の走行距離に関する疑問は、ネット検索や知恵袋などで頻繁に取り上げられています。ここでは実際によくある質問とその答えをわかりやすく解説します。

中古車の走行距離は気にしなくていいの?

中古車選びでは、走行距離は重要なチェックポイントです。なぜなら、走行距離が多いとエンジンや部品の消耗が進んでいる可能性があるからです。

一般的に、年間1万km程度が平均的な走行距離とされており、それを大きく上回る場合は使用頻度が高かったと考えられます。

ただし、整備がしっかりされていれば10万km以上でも問題ない場合もあります。大切なのは、距離だけで判断せず、整備記録や使用状況も総合的に見ることです。

10万キロ超えの中古車は本当に大丈夫?

10万キロを超えた中古車でも、整備が行き届いていれば安心して乗れる場合があります。

実際、国産車の多くは15万〜20万キロ以上の走行にも耐える設計となっており、走行距離だけで寿命を決めるのは早計です。たとえば、定期的なオイル交換やタイミングベルトの交換歴があれば、エンジンの状態は良好なことが多いです。

購入時は、整備記録や消耗部品の交換履歴を確認し、総合的に判断することが重要です。

なぜ走行距離が少ない中古車があるの?

走行距離が少ない中古車は、セカンドカーとして使われていたり、年配者が短距離移動だけに使っていたりするケースが多いです。

たとえば年間3,000km以下の走行であれば、10年経っても総距離が3万km未満の車も存在します。

こうした車は一見お得に見えますが、長期間動かしていないことでエンジン内部やゴム部品に劣化が進んでいる場合もあります。走行距離だけで判断せず、保管状況や使用履歴にも注目することが大切です。

20万キロ走った車はもう寿命なの?

20万kmを超えた中古車でも、メンテナンスが行き届いていれば、まだまだ走れる車もあります。

たとえばタクシーや営業車などは30万km以上の走行実績があるケースも多く、しっかり整備されていれば安全性にも問題はありません

一方で、オイル交換やタイミングベルトの交換などが怠られていると故障のリスクは高まります。走行距離だけで判断せず、整備履歴や使用状況を確認することが長く安心して乗るポイントです。

中古車選びは年式と走行距離どっちが大事?

中古車を選ぶ際には、年式と走行距離のどちらも重視することが大切です。たとえば5年落ちで走行距離3万kmの車と、3年落ちで6万kmの車があった場合、年式が新しくても走行距離が多ければ部品の摩耗が進んでいる可能性があります。

一方で年式が古くても走行距離が短く、きちんと整備されていれば状態は良好です。見た目や価格だけでなく、年式と走行距離のバランスを確認して、納得のいく1台を見つけましょう。

車の寿命って走行距離で決まるの?

車の寿命は走行距離だけでは決まりません。確かに一般的に10万kmを超えると故障リスクが高まるとされますが、整備状況や使われ方によって大きく左右されます。

例えば、定期的に点検されている車は20万km以上走っても問題ないケースも多いです。逆に、5万km程度でもオイル交換を怠っていたり、短距離運転ばかりでエンジンに負荷がかかっている車は劣化が進みやすいです。

走行距離は一つの目安であり、整備記録や使用状況の確認も重要です。

中古車の走行距離目安についてのまとめ

中古車の走行距離の目安に関する重要な5つのポイント
  • 中古車の平均的な走行距離は「年間1万km」が目安とされる
  • 年式とのバランスが取れているかが、車両状態を判断するカギになる
  • 走行距離が短くても、整備歴や使い方によっては劣化が進んでいる場合がある
  • 10万km超えでも定期的なメンテナンスがされていれば長く乗れる
  • 価格が安すぎる中古車は走行距離だけでなく整備記録や不具合の有無を確認することが重要

中古車を選ぶ際、「走行距離の目安」はひとつの基準ですが、それだけで判断するのは危険です。年式や整備記録、使用環境なども加味して、総合的に状態を見極めることが後悔しない購入のポイントになります。

コメント